退職金 税金計算機
手取り・退職所得控除 2026
退職金にかかる所得税・住民税と手取り額をシミュレーション。退職所得控除・課税退職所得の内訳と、勤続年数×退職金額の手取り早見表・税金早見表つき。
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かんたんな答え: 退職金の手取りは、退職所得控除を引いた残りを1/2にした「課税退職所得」に、所得税(復興特別所得税2.1%を含む)と住民税10%を課して求めます。退職所得控除は勤続20年以下が40万円 × 勤続年数(最低80万円)、20年超が800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)で、1年未満は切り上げます。勤続30年なら控除1,500万円、勤続38年なら2,060万円です。勤続30年・退職金2,000万円の場合、課税退職所得は(2,000万−1,500万円)×1/2=250万円、税金は合計405,702円、手取りは約1,959万円になります。同じ2,000万円でも勤続38年なら控除2,060万円の範囲に収まり税金は0円です。勤続年数別の手取り目安(勤続20年/30年/38年)は、退職金1,000万円で985万円/1,000万円/1,000万円、2,000万円で1,861万円/1,959万円/2,000万円、3,000万円で2,676万円/2,814万円/2,901万円。いずれも勤続5年超の一般的な退職が前提で、勤続5年以下の役員等や控除後300万円超の短期退職手当等には1/2課税の特例があります。「退職所得の受給に関する申告書」を提出しない場合は一律20.42%が源泉徴収されます。
手取り(税引後)
1,959万円
税金合計 ¥405,702(実質税率 2.0%)
退職所得控除
1,500万円
課税退職所得
250万円
所得税(復興含む)
¥155,702
住民税
¥250,000
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退職金の手取り額を試算しました。Richifyなら、退職金も預金・投資・不動産もまとめて記録して、老後資金の推移を確認できます。
手取り(税引後)
1,959万円
税金合計
¥405,702
退職所得控除
1,500万円
勤続年数
30年
退職金の税金 早見表(税金合計)
退職金額・勤続年数ごとにかかる税金(所得税+住民税)の目安です。勤続年数が長いほど退職所得控除が大きく、 税負担は軽くなります(「0」は控除内で非課税)。
| 退職金 | 勤続20年 | 勤続30年 | 勤続35年 | 勤続38年 |
|---|---|---|---|---|
| 1,000万円 | 15万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 1,500万円 | 63万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 2,000万円 | 139万円 | 41万円 | 11万円 | 0円 |
| 2,500万円 | 220万円 | 108万円 | 56万円 | 35万円 |
| 3,000万円 | 324万円 | 186万円 | 131万円 | 99万円 |
勤続5年超の一般退職を前提に、退職所得控除・1/2課税・分離課税で計算した目安です。勤続5年以下の役員等や短期退職手当等には 特例があり、上記とは異なります。「退職所得の受給に関する申告書」の提出で適正に源泉徴収されます。制度は改正されることが あります。教育目的のツールであり税務助言ではありません。
このページは Richify AI 編集チームが 2026年10月17日 に確認しました。
Reviewed by Felix, Richify's AI CFO — an AI author, presented as one.
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退職金は「退職所得」として分離課税され、次の手順で税額を計算します。まず勤続年数から退職所得控除を求め、 退職金から差し引きます。残った金額を1/2にしたものが「課税退職所得」です。これに所得税(累進+復興特別所得税2.1%)と 住民税10%がかかります。
勤続年数が長いほど控除が大きくなるため、長く勤めた人ほど退職金にかかる税金は少なくなります。たとえば勤続38年なら控除は2,060万円で、退職金が2,000万円ならまるごと控除内に収まり税金は0円です。控除を超える場合も1/2課税のため、給与で同額を受け取るより手取りは多くなります。
注意点
この計算は勤続5年超の一般的な退職を前提としています。勤続5年以下の役員等の退職金や、短期退職手当等で控除後300万円を 超える部分には1/2計算が適用されないなどの特例があります。また「退職所得の受給に関する申告書」を勤務先に提出することで 適正な源泉徴収が行われます。教育・参考目的の目安であり、税務助言ではありません。正確な額は勤務先や税理士にご確認ください。
退職金の手取り早見表(勤続年数×退職金額)
退職金の手取りを、勤続年数と退職金額の組み合わせでシミュレーションした早見表です。同じ退職金でも、勤続年数が長いほど手取りは増えます。退職所得控除が勤続年数で決まるためです。
| 退職金 | 勤続10年 | 勤続20年 | 勤続30年 | 勤続38年 |
|---|---|---|---|---|
| 500万円 | 492万円 | 500万円 | 500万円 | 500万円 |
| 1,000万円 | 949万円 | 985万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
| 1,500万円 | 1,376万円 | 1,437万円 | 1,500万円 | 1,500万円 |
| 2,000万円 | 1,797万円 | 1,861万円 | 1,959万円 | 2,000万円 |
| 3,000万円 | 2,589万円 | 2,676万円 | 2,814万円 | 2,901万円 |
手取り額(所得税・復興特別所得税・住民税10%を控除後、万円未満四捨五入)。勤続5年超の一般的な退職で、 「退職所得の受給に関する申告書」を提出した場合の目安です。退職金に社会保険料はかかりません。緑字は税額0円、つまり退職所得控除の範囲内に収まったケースです。
勤続10年の退職金の税金と手取り(退職所得控除 400万円)
| 退職金 | 課税退職所得 | 所得税+復興 | 住民税 | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| 500万円 | 500,000円 | 25,525円 | 50,000円 | 4,924,475円 |
| 1,000万円 | 3,000,000円 | 206,752円 | 300,000円 | 9,493,248円 |
| 1,500万円 | 5,500,000円 | 686,622円 | 550,000円 | 13,763,378円 |
| 2,000万円 | 8,000,000円 | 1,229,284円 | 800,000円 | 17,970,716円 |
| 3,000万円 | 13,000,000円 | 2,811,834円 | 1,300,000円 | 25,888,166円 |
勤続20年の退職金の税金と手取り(退職所得控除 800万円)
| 退職金 | 課税退職所得 | 所得税+復興 | 住民税 | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| 500万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 5,000,000円 |
| 1,000万円 | 1,000,000円 | 51,050円 | 100,000円 | 9,848,950円 |
| 1,500万円 | 3,500,000円 | 278,222円 | 350,000円 | 14,371,778円 |
| 2,000万円 | 6,000,000円 | 788,722円 | 600,000円 | 18,611,278円 |
| 3,000万円 | 11,000,000円 | 2,137,974円 | 1,100,000円 | 26,762,026円 |
勤続30年の退職金の税金と手取り(退職所得控除 1,500万円)
| 退職金 | 課税退職所得 | 所得税+復興 | 住民税 | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| 500万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 5,000,000円 |
| 1,000万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 10,000,000円 |
| 1,500万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 15,000,000円 |
| 2,000万円 | 2,500,000円 | 155,702円 | 250,000円 | 19,594,298円 |
| 3,000万円 | 7,500,000円 | 1,111,869円 | 750,000円 | 28,138,131円 |
勤続38年の退職金の税金と手取り(退職所得控除 2,060万円)
| 退職金 | 課税退職所得 | 所得税+復興 | 住民税 | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| 500万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 5,000,000円 |
| 1,000万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 10,000,000円 |
| 1,500万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 15,000,000円 |
| 2,000万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 20,000,000円 |
| 3,000万円 | 4,700,000円 | 523,262円 | 470,000円 | 29,006,738円 |
所得税+復興特別所得税は国税庁の「退職所得の源泉徴収税額の速算表」(1円未満切捨て)、住民税は分離課税の 市町村民税6%+道府県民税4%(各100円未満切捨て)で計算。勤続5年以下の役員等(特定役員退職手当等)は1/2計算がなく、 短期退職手当等は控除後300万円を超える部分に1/2計算が適用されないため、この表とは異なります。
退職所得控除額(退職金控除額)の計算方法
手取りを決める最大の要素がこの控除です。計算式は勤続年数で二段階に分かれます(所得税法30条3項)。
- 勤続20年以下:40万円 × 勤続年数(最低80万円)
- 勤続20年超:800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)
勤続年数の1年未満の端数は切り上げるので、20年1か月は21年として計算します。 障害者になったことが直接の原因で退職した場合は、この額に100万円が加算されます。
勤続年数別 退職所得控除額の一覧
| 勤続年数 | 退職所得控除額 |
|---|---|
| 3年 | 120万円 |
| 5年 | 200万円 |
| 10年 | 400万円 |
| 15年 | 600万円 |
| 20年 | 800万円 |
| 25年 | 1,150万円 |
| 30年 | 1,500万円 |
| 35年 | 1,850万円 |
| 38年 | 2,060万円 |
| 40年 | 2,200万円 |
退職金がこの金額以下なら税金はかかりません。計算式は国税庁タックスアンサーNo.1420(令和8年4月1日現在法令等)と同じで、控除額そのものの縮小は令和8年度税制改正でも見送られています。
計算例①:勤続38年・退職金2,000万円
- 退職所得控除額 = 800万円 + 70万円 ×(38年 − 20年)= 2,060万円
- 課税退職所得 =(2,000万円 − 2,060万円)× 1/2 → 控除の方が大きいので 0円
- 所得税等 0円・住民税 0円 → 手取り 2,000万円(非課税)
計算例②:勤続29年2か月・退職金2,300万円(国税庁の例と同じ条件)
- 勤続年数は端数を切り上げて 30年
- 退職所得控除額 = 800万円 + 70万円 ×(30年 − 20年)= 1,500万円
- 課税退職所得 =(2,300万円 − 1,500万円)× 1/2 = 4,000,000円
- 所得税+復興特別所得税(速算表)= 380,322円、住民税10% = 400,000円
- 手取り = 2,300万円 − 780,322円 = 22,219,678円
所得税等の380,322円は、国税庁タックスアンサーNo.2732の計算例と一致します。
「退職所得の受給に関する申告書」を出した場合・出さない場合
申告書を勤務先に出すと、退職所得控除を反映した税額だけが源泉徴収され、原則として確定申告は不要です。 出さないと、退職金の額に一律20.42%が源泉徴収され、確定申告で精算することになります。 退職金2,000万円・勤続30年の場合:
| 申告書 | 源泉徴収される所得税等 | その後 |
|---|---|---|
| 提出した | 155,702円 | 原則 確定申告不要 |
| 提出しない(20.42%) | 4,084,000円 | 確定申告で約393万円還付 |
住民税(この例では250,000円)は別に計算されます。還付額は他の所得や控除がない場合の目安です。
iDeCo一時金を受け取る場合と、2026年時点の制度
iDeCoなど確定拠出年金の一時金も退職所得です。令和8年(2026年)1月1日以後にDC一時金を受け取った人が、その後に退職金を 受け取る場合、勤続期間の重複を調整する期間は「前年以前9年内」です(退職金どうしは4年内、退職金の後にDC一時金を受け取る場合は19年内)。 受け取りの順番と間隔で控除額が変わるので、iDeCoシミュレーターで 積立額を確認したうえで受け取り方を検討しましょう。
退職所得控除の式そのもの(勤続20年超は1年あたり70万円など)は、国税庁タックスアンサーの令和8年4月1日現在の 法令等でも従来どおりです。令和8年度税制改正で令和9年(2027年)以後に防衛特別所得税が創設されますが、復興特別所得税の 税率引下げと合わせて合計税率は変わらず、退職金の源泉徴収税額の計算方法は変わらないと国税庁は案内しています。
出典(2026-10-08確認):国税庁 No.1420「退職金を受け取ったとき(退職所得)」、No.2732「退職手当等に対する源泉徴収」・別紙 速算表(令和8年4月1日現在法令等)、e-Gov 所得税法第30条、地方税法第50条の4・第328条の3・第20条の4の2。
退職金1,000万・2,000万・3,000万円の税金
勤続30年(控除1,500万円)を前提にした金額別の目安です。
| 退職金 | 課税退職所得 | 税金合計 | 手取り |
|---|---|---|---|
| 1,000万円 | 0円 | 0円 | 1,000万円 |
| 2,000万円 | 250万円 | 約41万円 | 約1,959万円 |
| 3,000万円 | 750万円 | 約186万円 | 約2,814万円 |
1,000万円が非課税なのは、控除1,500万円の範囲に収まるからです。控除を超えた分だけが、1/2にされたうえで課税されます。
いずれも勤続5年超の一般的な退職が前提です。勤続5年以下の役員等の退職金や、控除後300万円を超える短期退職手当等には1/2課税が適用されない特例があります。また「退職所得の受給に関する申告書」を提出しないと一律20.42%が源泉徴収され、精算には確定申告が必要です。
この計算ツールの使い方
- 退職金の額を入力します。
- 勤続年数を入力します(1年未満は切り上げ)。
- 退職所得控除・課税退職所得・所得税・住民税・手取りが即時に表示されます。
- 下の早見表で、退職金額×勤続年数ごとの税金の目安を確認できます。
❓ よくある質問
退職金の控除額はいくら?(退職金控除額の計算)
一般に「退職金控除額」と呼ばれるのは、正式には「退職所得控除額」です。勤続年数だけで決まり、勤続20年以下は『40万円 × 勤続年数(最低80万円)』、20年超は『800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)』で計算します。勤続年数別の控除額は、3年 120万円、5年 200万円、10年 400万円、15年 600万円、20年 800万円、25年 1,150万円、30年 1,500万円、35年 1,850万円、38年 2,060万円、40年 2,200万円。退職金がこの控除額以下なら、所得税も住民税もかかりません。控除額を超えた部分の2分の1が課税対象です(勤続5年以下の役員等は2分の1計算なし、勤続5年以下の従業員は控除後300万円を超える部分に2分の1計算なし)。障害者になったことが直接の原因で退職した場合は100万円が加算されます。
退職金に税金はかかりますか?
退職金は「退職所得」として、給与など他の所得とは分けて課税されます(分離課税)。ただし「退職所得控除」が大きいため、勤続年数が長いと税金がほとんど、あるいは全くかからないことも多くあります。たとえば勤続38年なら控除額は2,060万円で、退職金が2,000万円ならその範囲内に収まり税金は0円です。控除を超えた分も、さらに1/2にしてから課税されるため負担は軽めです。
退職所得控除額はどう計算する?
退職所得控除額は勤続年数だけで決まります。勤続20年以下は『40万円 × 勤続年数(最低80万円)』、20年超は『800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)』です。勤続年数の1年未満の端数は切り上げます(20年1か月なら21年)。例:勤続20年なら800万円、勤続30年なら800万円+70万円×10年=1,500万円、勤続38年なら800万円+70万円×18年=2,060万円。障害者になったことが直接の原因で退職した場合は100万円が加算されます。
退職金2,000万円の手取りはいくら?
勤続年数で大きく変わります。勤続20年(控除800万円)なら課税退職所得600万円、税金は所得税等788,722円+住民税600,000円で、手取りは約1,861万円。勤続30年(控除1,500万円)なら課税退職所得250万円、税金は合計405,702円で、手取りは約1,959万円。勤続38年(控除2,060万円)なら控除の範囲内に収まり、税金0円・手取り2,000万円です。いずれも勤続5年超の一般的な退職で、「退職所得の受給に関する申告書」を提出した場合の目安です。
退職金の課税が優遇されているのはなぜですか?
退職金は長年の勤労に対する報償的な性格を持ち、老後の生活資金になることから、税負担が軽くなるよう配慮されています。具体的には、(1) 勤続年数に応じた大きな退職所得控除、(2) 控除後の金額をさらに1/2にしてから課税、(3) 他の所得と分離して課税、という3つの優遇があります。これにより、同額を給与でもらう場合よりも手取りが多くなります。
「退職所得の受給に関する申告書」を出さないとどうなりますか?
この申告書を勤務先に提出していれば、退職所得控除を適用したうえで適正な税額が源泉徴収され、原則として確定申告は不要です。提出しなかった場合は、退職金の額に一律20.42%の所得税・復興特別所得税が源泉徴収されます。たとえば退職金2,000万円なら4,084,000円が差し引かれ、勤続30年の本来の所得税等155,702円より大幅に多くなります。その場合は確定申告をすれば差額が還付されます。退職時には忘れずに提出しましょう。
iDeCoの一時金と退職金を両方受け取ると、退職所得控除はどうなりますか?
両方の勤続期間が重なる部分は、その年数に応じた控除額相当額が、後から受け取る側の退職所得控除から差し引かれます。iDeCoなど確定拠出年金の一時金を令和8年(2026年)1月1日以後に受け取った場合、その後に受け取る退職金との調整期間は「前年以前9年内」です(それ以外の退職金どうしは4年内)。逆に退職金を先に受け取り、その年にiDeCo一時金を受け取る場合は「前年以前19年内」の退職金が調整対象です。この計算機は調整のない1回の退職金を前提にしています。
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