投資の基礎

インデックスファンドとは — 日経平均やS&P500に連動する低コスト投資

インデックスファンドとは、日経平均株価・TOPIX・S&P500・全世界株式といった市場の指数(インデックス)に連動するように運用される投資信託です。指数を構成する銘柄をまとめて保有するため、1本で広く分散投資できます。

ファンドマネージャーが銘柄を選ぶアクティブファンドに比べ、インデックスファンドは指数に連動するだけなので運用コスト(信託報酬)が低いのが最大の特徴です。長期的には、コストの高いアクティブファンドの多くがインデックスに勝てないというデータもあり、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

代表的な対象指数は、全世界株式(オール・カントリー)、米国株(S&P500)、日本株(日経平均・TOPIX)などです。新NISAのつみたて投資枠の対象商品の多くも、低コストのインデックスファンドです。1本で世界中に分散したい場合は『全世界株式インデックス』が人気です。

日本で人気の対象指数は、全世界株式(MSCI ACWI など)、米国株(S&P500)、日本株(日経平均・TOPIX)、先進国株式(MSCI コクサイ)です。全世界株式1本なら約50か国・数千銘柄に分散でき、新NISAのつみたて投資枠で買える商品の中心でもあります。

選ぶときの見方は3点。(1) 信託報酬(年率)が低いか、(2) 純資産総額が十分に大きく増えているか(数百億円以上が目安)、(3) 指数との乖離(トラッキングエラー)が小さいか、です。同じ指数なら中身はほぼ同じなので、コストで選ぶのが基本です。

インデックスファンドは市場平均そのものなので、下落相場では指数と同じだけ下がります。『安全な商品』ではなく『低コストで市場全体を持つ商品』と理解しておくと、下落時に慌てずに済みます。

代表的な指数と何に投資するか

1本で世界全体に投資したいなら全世界株式、米国の成長に賭けるならS&P500、日本株の割合を増やしたいなら日経平均やTOPIXが一般的な選択肢です。

指数投資対象おおよその銘柄数
全世界株式(MSCI ACWI)先進国+新興国の株式約2,500〜3,000
S&P500米国の大型株500
日経平均株価東証プライムの代表銘柄225
TOPIX東証の広範な銘柄約1,700

よくある質問

Q. インデックスファンドとETFの違いは? A. どちらも指数に連動しますが、インデックスファンド(投資信託)は1日1回の基準価額で売買し自動積立に向き、ETFは取引所でリアルタイム売買します。積立ならインデックスファンドが手軽です。

Q. 全世界株式とS&P500、どちらがいい? A. 過去の成績はS&P500が上回った期間が長いですが、将来もそうとは限りません。1本で分散を取りたいなら全世界株式、米国集中のリスクを理解した上で選ぶならS&P500です。両方を持つと米国の比率が高くなる点に注意してください。

Q. 純資産総額はなぜ重要? A. 小さすぎるファンドは繰上償還(運用終了)のリスクがあります。純資産総額が数百億円以上で増え続けているファンドを選ぶと安心です。

出典・最終確認

金融庁「NISAを知る」(fsa.go.jp/policy/nisa2)。最終確認:2026年9月7日。制度は改正されることがあります。実際の判断は最新の公式情報でご確認ください。

Richify Tip

インデックスファンドを選ぶときは、まず信託報酬(年率)を確認しましょう。同じ指数に連動するなら、信託報酬が低いほど長期リターンで有利です。年0.1%台の超低コスト商品も増えています。

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